171: Birthday Party 2008 /1
08.3.2(Sun) 13:54


昨日の夜は、卿太さんのバースデーパーティをしました。
39回目のバースデーは明日なんですが、お休みにした方がいいよねってことで。少しの間、年の差が開いちゃうんですよね (^-^;
失敗もあったけど、楽しく過ごせた、かな。

でも不思議。
去年の今頃は高校の卒業式の直後、まだほのかな恋心が本物かどうかもわからなくて、「もう逢えなくなるのかな?」なんて、漠然と思っていたのに。
こんな風に、一緒に暮らしてるなんて思いもしなかったですね (*^-^*

さてさてまずは失敗談?からお話しましょう (^-^;
というか、いきなり失敗しちゃったんですよ。
バースデーケーキにと、
卿太さんの好きなシフォンケーキを作り始めたんだけど──

「どうしたの?」

メレンゲを泡立てながら、そう問いかけずにはいられない状況だったんです。だって、いつもご飯をつくってるときにはリビングのソファで本を読んだり、DVDを観たりしてるのに、なぜか今日に限って、キッチンのカウンターのちっちゃい椅子に座って、こっちを見てるんです。

「どうしたのって?」
「だって‥‥いつもみてないのに」
「そんなことないよ。いつもだってあっちからちらちら見てたよ」

そういいつつ、ソファに目をやる卿太さん。

「カウンターだと近いから‥‥」
「そんなに緊張する?」
「うん、緊張するよ」

わたしもつい手を止めて、ちょっと声音と表情を変えてみたけど、全然効果なし。

「ケーキってさ、どうやってつくるのかなって」

奥様は作らなかったの?
そう聞いてしまいそうで、慌てて目線を手元にずらし、泡立てを続けます。

ダメだな〜
素朴な疑問、というより、どちらかと言うと嫉妬心。
比べられてるんじゃ? なんて思ってしまうんです。比べるなんてこと、卿太さんがしないことぐらいわかってるのに。

自己嫌悪。
ついつい泡立てる手に力が入ってしまいます。

「泡立て器、使わないの?」
「最初と最後は手でやるのがコツなんですよ」
「ふーん、そうなんだ」

わたしは泡立て器のコンセントを差し込みながら、興味深そうに見ている卿太さんが、なんだか子供っぽくみえて、気持ちが紛れていきます。と同時に、見られてる緊張感が戻ってきました。


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170: パーティは土曜の夜
08.2.28(Thu) 20:01


3月3日は月曜なので、1日の土曜にバースデーパーティーをすることになりました。
もちろん、ふたりっきりです (^-^*
とりあえずバースデーは卿太さんの大好きなシフォンケーキを作ることにして、プレゼントはやっぱりネクタイかな? この前デパートでいいの、見つけたんですよ。といってもトラディショナルでシンプルな柄なんですけどね。
あとは‥‥卿太さんからリクエストがあれば。って考えてます。

でも何か物足りない感じなんですよね‥‥
もうあさってなんだけど (^-^;


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169: 何を送ろう?
08.2.27(Wed) 19:42


なかなか決まりません。卿太さんへのバースディプレゼント。ベタですけど、ネクタイがいいかなって思ってるんですけどね。
そんな話をお昼休みに紺野さんとしていたんですが──。

「それはベタ過ぎる」
「でもでも、わたしが選んだネクタイ、して欲しいし」
「その気持ちもわかるけどサ。ほら、もっと恵梨香らしいものはないの?」
「わたしらしいもの?」

わたしらしいものってなんだろう?
何のとりえもないわたし──

「バレンタインのときみたいに、ラッピング恵梨香なんでどう?」

冷やかし半分な紺野さん。バレンタインのときの話、ついつい乗せられてしゃべっちゃたんです。それにしてもラッピングだなんて (^-^; まぁ丸っきり外れてるわけでもないですが。
でも卿太さんのバースデイあたりがちょうど女の子週間なんですよね。その前のお休みならギリギリ大丈夫かも。また卿太さんと素敵な時間が過ごせるのかな。

「恵梨香、顔、赤いぞ」(しまったッ)
「どーせエッチなこと思い出してたんでしょ?」(はい、そうです。その通りです)
「恵梨香は顔に似合わずエッチぃからな〜」(返す言葉もございません、はい)

その紺野さんの言葉にもめげず、卿太さんが悦びそうなことを考えてしまっているわたしなのです。


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168: バースディの秘密
08.2.25(Mon) 19:42


もうすぐ卿太さんの誕生日がやってきます。年の差がひとつ、広がってしまうのが少し残念なんですけど、二人で迎えるはじめての卿太さんのバースディです。

卿太さんのバースデイは、3月3日、そう、桃の節句なんです。
子供のころは同級生から「おんな、おんな」ってからかわれて、かなり厭だったみたいです。子供っていじめるネタを探してるみたいで、スゴク怖い一面がありますよね。素直なだけに残酷というか (^-^;
でもあるとき、3月3日のバースディを好きになった、というか、コンプレックスに感じなくなったことがあったそうです。

それは1990年イタリアワールドカップ。当時のユーゴスラビア代表で10番を背負っていた選手のプレイに釘付けになったそうです。そしてその選手のバースディが、同じ3月3日であることがうれしくて、それからは隠すことはしなくなったんですって。そういう気持ちって何かわかりますよね。しかもそのあとJリーグの名古屋グランパスに移籍してきて、今年からは監督として復帰するんだってうれしそうです。

そんな卿太さんのバースディまであと一週間。
どんなプレゼントなら悦んでくれるのかな?


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167: Re:Valentine /18
08.2.22(Fri) 21:56


「恵梨香‥‥」

また唇が重なりました。湿った音が部屋に響いています。多分もう、わたしの蜜の味がしなくなるくらい、唇を交わしました。そんなに激しくなく優しい、でも濃厚なキス。

「また尖ってきてる‥‥」

唇が離れた一瞬の卿太さんの言葉。また口を塞がれ、尖ってきた胸の先は、卿太さんの手のひらで軽くつぶされました。
わたしの感じた声は、卿太さんの口の中へ。でもときどき漏れ聞こえてきて、それが妙に淫らなんです。

また感じ始めてる──。
ううん、今じゃなくて、ホントはもっと前から。
イってしまった後、卿太さんにお返しを始めたときから。

卿太さんの手が、まだ子供な腰を撫でています。
くすぐったくて身を捩るけど、卿太さんからは逃れられなくて。でも少しずつ、そのくすぐったさが心地よく感じられてきました。
いつの間にか唇が離れていて、解放されたわたしの口からはまた、感じている声が正直に漏れています。

「感じやすいね‥‥」なんて、そんなこと言われると余計に敏感になってしまいそう。そして柔らかい抱擁──。少しずつゆっくり、カラダの隅々まで行き渡った官能の火が弱まっていき、春の陽射しのようにポカポカと暖かくなっていきます。呼吸もだんだんと整ってきて、敏感だった感覚もふわふわと心地よくなってきて──。

くしゅん──

自分のくしゃみで目が覚めました。
心地よい疲れの中で、ふたりとも裸のまま眠ってしまっていたようです。

「先にシャワー浴びてくるよ。お風呂も沸かしなおさないとな」

卿太さんは立ち上がって、わたしの方を向いてそう言いました。なんだか目のやり場に困ってしまって、生返事をしながら俯いていました。さっきまであんなにしっかりみてたのに、自分でもおかしくなります。

でも──
卿太さんに喜んでもらえてよかった。
変に意地を張らなくてよかった。

来年は嫉妬なんかしないで、
気持ちよくバレンタインをしたいな。


[ コメントを書く | コメントを読む ] ふたりえっち


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